をくのが日頃なにかにつけおもつたことを日記として書いてをります。 退屈しのぎにご覧遊ばせ。

 前日、漱石はとてつもなく忙しく、AM3時にバイトが終わったので、
 そのまま寝ずに空港へ向かった。「少し寒いな」くらいの感覚で飛行機に乗ると
 伊丹空港はちょっと肌寒かった。そして、京都までリムジンバスに乗る。
 飛行機もバスもとにかく寝ていた。それでも睡眠は合計2時間ぐらいだろうか。
 京都駅で、友人と合流した。しかし寒い。早速京都駅の駅ビルで服を買った。
 まったくわたしときたらどこに行ってもドジを踏んでばかりで・・・(^_^;)
 少し暖をとれたので落ちついた。
 今回の旅のメインは「写経」と「舞妓」この発想はわたしの中にはないので、
 友人にまかせっきりの旅というのもおもしろい。
 「写経」は、庭園で有名な禅寺の西芳寺=通称「苔寺」で行い、
 予約がないと入れないらしいので、友人に感謝した。
 般若心経の写経も初めての経験でおもしろかったが、
 非常によい経験になったのが、美しく大胆な二種のふすま絵が観れたこと。
 筆の運びが素晴らしく、わたしにとっては非常に刺激になった。
 もう一種のふすま絵はまるで抽象画である。斬新な配色と、
 きっと日本画の岩彩であろう絵の具の発色の良さは目を引いた。
 写経が終わり庭園を拝観したが、苔の美しい時期ではなく残念であった。
 しかし時期的に、ところどころにたたずむ馬酔木(あしび)がかわいらしかった。
 一日中降ったりやんだりの雨で、欲しかった和紙が買えなかったが、
 写経をしたり、舞妓になったのはいい経験になった。
 とにかく、九州とは違ってどこへ行ってもまだまだ寒かった。
 夜は友人の知っているお店で飲んだり食べたりして、ほろ酔いでホテルに帰ったが、
 タクシーの運転手さんにうるさがられていたらしい。
 わたしとしてはまだおとなしい方だと思ったのに。
 寝る前に舞妓の写真で盛り上がって、そのうちに寝てしまったらしい。
     2001.3.31


 父の偉大さについて。
 父が生前まとめていた民俗学の資料をみせていただきに博物館に行った。
 先日博物館の早瀬さんがいらして父の資料などを持って行かれたのだが
 伺ってどういった形態で保管してあるのかみせていただいた。
 やはり、娘としては気になるところなのだ。
 博物館は熊本のアートポリスのひとつとして加えられている建物なので、
 うらやましいことに事務所の内部も美しかった。機能性としてはどうかはわからない。
 父の記録した資料と、我が家の「土蔵」を取り壊したとき寄贈された民俗資料を
 (結局がらくた。しかし、当時の八代の生活を計るのには貴重な資料なのである)
 鍵のある倉庫に保管してあるのを見たときには少し眼がうるんだ。
 冗談を言いながら眺めていたが、こうやって、大切に保管していただくことは
 うちでほこりを積ませるより、むしろ父への親孝行になるのではと思った。
 生前の父は神経質で、同じような性質の私とはよく衝突をしていたが、
 これだけマメに地域の文化についてまとめられる人はそうはいない。
 そう思うと、遅ればせながら尊敬をする。

 父の生前の言葉でしつこいくらいに言われていた言葉「一生勉強」
 相田みつをさんも言われています。最近になって、よく胸にしみてくるのです。
 私の座右の銘は「ALL YOU NEED IS LOVE」愛こそはすべて。ですが、
 この父の言葉も私なりの解釈で大切にしたいと思う。

 深夜、母に報告をした。
 母は事故で頭に脳挫傷が残ってから以来すぐ泣く。
 しかし、今日は父の想い出に二人して目頭が熱くなる。
 封印をしていた気持ちもやはり向き合って行かなくてはならないのだ。
 父の死後、ずっとそのままにしていた父の小さな書斎。
 これを機に少し整理を始めてみようと思う・・・。
             2001.3.27


 仕事に夢中になって世の中からかけ離れていた。
 なんと今日は小学校の終了式だったのだ。「漱石」に、小学校のイヴェントは大事だ。 
 そういったときは学校の先生で満杯になるからだ。なぜそれが私に影響するかというと、
 そういったときはスニーカーじゃないと、残業したときに泣く目に遭うからだ。
 今日はスニーカーじゃなくて泣く目に遭った・・・。しかも月曜と思って油断した。
 疲れた・・・。デザインの仕事ができない・・・。
              2001.3.26


 毎日デザインワークが続き、気も落ち着かないので、
 漱石のバイトが休みの今日はゆっくりすることにした。
 いつもであれば、映画を観に行くか、PCの作業をしているところだが、
 頭を休めないとアイディアはやってこない。そう、アイディアは、
 やってくるか、降りてくるので、頭が熱くなっていたり、
 キンキンと音を立てているようなときはやってこないのだ。
 かえって、車を走らせていたり風呂に浸かっていたりバイト中にやって来たりする。

 今日はふっと時間が空いたので、久しぶりに、早い時間のファーストへ行ってみた。
 早い時間でないと、わたしの聴くようなちょっとかわった音はゆっくりと聴けないのだ。
 つまり、早い時間は例のエヴェレストを独り占めで、リクエストし放題なのである。
 しかし、その日はゆにぞんさんとばったり。
 なぜか携帯電話の姓名判断で盛り上がって、かえって楽しかった。本当の気晴らしになった。
 風邪で具合の悪いゆにぞんさんと一緒に店を出て、
 雨に降られたので、こちらこそ本当に久しぶりのJIVEに寄ってみた。
 とても好きな店で数年前までは毎日のように浸かっていたが、
 ここ数年は数ヶ月に1度のペースになっている。いい意味での自制なのだ。
 ここでも、出会った人との会話、ゆっくりと楽しめて本当の気晴らしになった。
 ここではタロット占いの話で盛り上がった。今日は占いづいていたようだ。
 占いは離婚をしたときから信じなくなったが、やはりおもしろい。
 極端に信じず、いい助言だと思って参考にすればよい。
 なにもかもなるようにしかならない。
 そうであれば、日々にこやかに笑って過ごしたいものだ。
 笑顔のステキな人はよい。今日はたくさんの笑顔に出会えた。
 「SMILE」という曲も好きだ。 
                      2001.3.24


 体が壊れてきました。今日は何も出来ないし、気分も最悪で鬱なのです。
 家にいたかったのですが、絵画教室のほうへ行く用事があり、ちょっと顔を出しました。
 「今日は絶対描かないぞ」と思っていたが、つい筆を持つと止まらない。
 しかも最近の傾向では、調子の悪いときに限ってよく描けるのです。
 気がついたらPM6時でした。
 そのわりにはさすがに調子の悪さを反映してか、今日できた絵は硬かった。
 まるで鉛筆デッサンのようだ。わたしのくそまじめさが出ています。
 これをうち破らないと本当の表現は出来ないのです。
 色はおもしろい色になってきました。毎回、いろんな描き方をさせてくれるので、
 この絵描きの小野さんの教室はおもしろいです。
              2001.3.22


 今日は映画の好きな人たちと立ち上げた『Water Cafe』の記念すべき第一回目の
 お茶会となりました。観た映画は「ヤンヤン夏の日の想い出」
 ヤンヤン少年をとりまく家族を通して描く人間模様です。
 A One and a Twoという原題の方がやはり的を得ているように思います。
 3時間の長編でしたが、人の想いがよく描けていてよい映画でした。
 感想はシネマ・スパイラルへ。
 映画後、Denkikanのロビーで待ち合わせて久々のミニオフ会。
 結局お酒も入って、いろんな意見も飛び交いました。
 私は車でしたので飲めませんでしたが。
 いろんな人との出会いがあり、いろんな考え方、意見があって、
 まるで今日の映画のようです。でも、人生はひとつだけ。
 やり直すことは出来ないんだよ。先へ進もうな。
              2001.3.21


 昨日の疲れで寝ていました。今日もバイトです。
 ゆっくりしていないと体が持ちません。。。。ゆっくりといいつつ、
 やっぱりPCの前なのです。これが疲れの原因か???
           2001.3.20


 今日はジャズ・イン・ファーストで、アマチュアのジャズライブ。
 こういったときは入場料は無料で、ゆったり楽しめるので、
 とっても行きたかったのですが、祭日の前で、漱石のバイトは休めません。
 終わってから・・・・というのも無茶でした(T.T)
 なんと終わったのは3時過ぎです。それでもまだお客さんはいらっしゃいました。
 いつも3時を過ぎるとファーストには行かないのですが、
 さすがに疲れてのども渇いていたので、無理に頼んでお店に入れてもらいました。
 さすがにミュージシャンはいませんでした。あたり前か・・・。
        2001.3.19


 人と話をすることで落ちつくこともあります。仕事がたくさんありましたが、
 午後からゆっくり時間をとって駅前のMICKに出掛けてゆきました。
 画廊喫茶MICKは昔から好きな場所です。
 古くは高校の時、美術部の展示をさせてもらったり、
 その後は社会保険事務所に勤めていたときのお昼の隠れ家だったり、
 樹の色調の調度類が、時間を忘れてゆっくりさせてくれたものです。
 大事な話が終わり、少し気持ちが落ちついたところで映画の話になりました。
 急にエネルギーがわくように元気になりました。
 HPのコンテンツはなかなか更新できませんが、想うところはたくさんあるのですよ。
 特にマニアックな部分においてはね。
                    2001.3.18


 新しいお仕事の初顔合わせでした。私にとってはありがたい、SOHOのお仕事です。
 しかも、私のアナログなイラストを生かすネット関係の仕事とのこと、
 これからが楽しみです。とてもよくしていただき、
 これからいいお仕事が出来ればと思いました。
                2001.3.17


 気持ちを上手く処理できずに、一日が過ぎている。
 こういうときはこどものように黙々と、何かをしたくなる。
 今日は前からやろうと思っていた、CDジャケットのデザインをやっていた。
 そういえばぽっかりと一日空いていたのだ。上手くできて上機嫌になった。
 ものを造るという行為が自分を少しだけ本当の姿に戻してくれる。
 頭がいっぱいいっぱいな気がするときは休む。
 お絵かきのようにデザインをした。楽しかった。
               2001.3.16


 非常に複雑な気分です。わかっちゃいるけれども・・・・という、
 よくある感情に振り回されています。すんなりと受け入れるのがしゃくなだけなのだ。
 しかし、感情をあらわにするととても疲れる。
 今日はバイトに行くまで、癇癪を起こしていて、
 その感情をバイトに持ち込んだため、非常に疲れた。顔もこわばっていたに違いない。
 黙々と厨房の掃除をしていたら少しすっきりしてきた。掃除はわたしのストレス解消なのだ。
 ものがきちんと「在る」ことはとても幸せな気分になる。
 しかしまた、ものが雑多な感じで散らばっているのも美しい。
 美しい均衡を保って散らばっている。
 ものがある秩序を保って、複雑になっていることに感動する。
 生命は秩序を保ちつつも複雑に絡み合っているから。
 とても不愉快な気分だったけれど、生きていることを実感し、
 この感情を見つめてみることにした。        
             2001.3.15


 今日感じたことは不思議でした。何かがわたしのなかでもぞもぞと起き出したような、
 時間が止まって、いろんなことが静かに変わっているような・・・。
 不思議な感覚でした。やっぱり冬眠の成果でしょうか??
 冬は苦手ですが、この春の時期はいつもうれしくなります。
 草木があっという間に春を告げる・・・。
 それと同時にわたしもひとつ変わってゆくような。。。
 何となくほほえましくあたたかい春です。  
                2001.3.14


 さすがに今日はゆっくりとしていました。
 水分のとりすぎで重くなった体をゆったりと休めて、
 少し気持ちのよい春先の庭で洗濯物を干していました。
 HPのお引っ越しにむけてまたまたCGIのお勉強。
 みてくれは変わらないけど、努力したんですよ。
 いろんなページを見てたくさんの画像をチェックしました。
 現在使っているマージャンカウンタを探すためにです。
 はてさて見つかったぞ! ラッキ〜〜〜!  
                2001.3.5


 昨日の後遺症で何だか太ったような気がする・・・。いかんです。
 今日も飲みに行くのだ・・・・。
 今日は久しぶりに会う友人と、映画の話が出来ると思い、
 喜び勇んで熊本市内まで出掛けていきました。
 車で行ったのにあんなに飲んでしまって・・・いや・・楽しくて。
 楽しいついでに駐車場で酔いをさまして帰りました。
 ・・・全然楽しくない・・・(T.T) きつかった数時間・・・。
 やっぱり飲みすぎはいけません・・・                     
2001.3.4


 バイト先の「漱石」の娘さんの結婚披露宴に出席のため、
 熊本の駅前にあるホテル・ニューオータニへと出掛けてゆきました。
 このごろの結婚式は手作りな感じでなかなかよいですね。
 しかし、いつも思うのですが、花嫁さんの美しいこと・・・・。
 女の人は結婚式の時が一番美しいんじゃないでしょうか?
 それから、彼女の友達がまたかわいらしいウェルカムボードを作ってくれていたり、
 ママさんやわたしたち「漱石」のスタッフで曲を選んだりとなかなか立派な披露宴でした。
 料理もさすがに、マスターとママさんが選ぶので豪華でおいしかったです。
 なかでも、個人的に気に入ったのは、デザートとウェディングケーキ。
 それから茶碗蒸し。食後のコーヒーもさすがにおいしかったです。

 だんだんと年をおうごとに、披露宴にも出る機会がなくなってきましたが、
 久しぶりにオシャレをして、自分を磨かねばと改めて反省です。
 いつまでも美しいたたずまいでいられるように、気持ちをもっていきたいものです。
2001.3.3


 すっかり春ですなあ・・・・(。-_-。)                    2001.3.1

もどる