螺旋階段は永遠に続く。

01.01.2004 更新

こんばんは。
新年の深夜いかがお過ごしでしょうか?
年の暮れに母方のばーちゃんが亡くなったので、今年のご挨拶はひっそりと。
おととい、今年最後のバイト。それから昨日入院中のオバが退院して
やっと心も体もゆったりと過ごしています。

新しい年を迎え、年超しそばを食べて、これからちょこっと年越しライブ中のファーストに行って来ようかな?
やっとゆっくりジャズが聴ける・・・しみじみ。

12/28
今日も夜は漱石のバイトのため1日中寝ていた。

12/27
AM3時頃バイトから帰り連絡を受けた。
とある仕事の失敗により、徹夜で修正をして早朝からあやまりに出かけた。
しかし、その人は心を病んでおり、もう受け入れてくれなかった。
こころが空白になったような気分に、寒空の下でぼんやりとしていた。
不当な気もする出来事だったが、心を病んでいるひとに無理強いはできない。
よくわかっていることだった。
寝ていなかったが、気分転換にパソコンショップに車を走らせた。
今度の展覧会で使うパソコン用のスピーカーを買うためだ。
ずっとMac用の丸いスピーカーが欲しかった。
Apple Pro Speakersを手に取りながら、最近気になってる新しいOSパンサーやソフトも見てみた。
お店の人にいろいろ説明を受けているうちに、
なんとApple Pro SpeakersはPower Bookにはつなげないとのこと! ガックシ・・・。
しかし、最近出たばかりのJBLのスピーカーがあるとのこと。
結局 Apple Pro Speakers より安いJBLのduetというスピーカーにした。
ホントはそれより1万円高いヤツの方が音がよかったんだけど、
予算オーバーと、展覧会の時、会場で邪魔になると思い心地よい妥協をした。
ついでにOS10.3パンサーと宛名職人を買った。
・・・・・・・・・・仕事がんばろう・・・・・。

帰宅後、夜の8時過ぎまで一寝入りし、それから展覧会のためのミーティング。
具体的に話が進んでくると時間も忘れて話し込んでしまう。わくわくする。
第一レコード店の方にもにぎやかに展示させてもらうことにした。

12/20
久しぶりにゆっくりした気がした。
でも、体は疲れているんだなぁ。

12/13
おばの容態が少し悪くて、また集中治療室に後戻り。
また油断できない状態になりました。
巷はボーナスが出たようですが、さすがに今年は人の出も少ない感じです。
田舎だからかな〜?

毎日病院に通っていると、本当に病人が多い。
それもこの時期はおばの入院している心臓の所に救急車で運ばれる年寄りが多い。
毎日のように数時間の人の命を預かる手術。
おばの手術に接して、心臓外科の先生はすごいなと思った。


11/16
日々の日記の方はしばらくお休みすることにしました。
何かあったら掲示板の方に報告します。

月初めに同居中の叔母が心臓の検査のため1週間ほど入院した。
今まで叔母が家事全般をやっていただけにうちじゅうが混乱した。
結局検査の末、心臓の弁の働きが弱っていることが判明し、叔母は手術を決意した。
急を要するわけではなかったので、家族や他の叔母たちとの相談のために退院し、
18日(火)にまた手術の日程を決めに診察に行くことになっている。
今、うちの家族の中で自由に動けるのは私ということで、叔母の病院のことを任された。
私はフランスから帰り、自分の人生をもう一度見つめ直して見ようとしていたところだったので、
出鼻をくじかれたような思いで、全てを受け入れるのに時間がかかった。
何か人生に大きな力が働いているような気がする。
そうでなければ母方の祖母まで具合が悪くなったりはしないはずだ。
こういった事は続いたりするのだが、また不思議なタイミングなのだ。
少しゆっくりとそのことを考えてみようと思う。

samedi 1 novembre 2003
 

ちょっとうれしかったこと。ずっと連絡できなかった友人と話せたこと。とてもとても安心した。声を聴けて。

   
novembre 2003

vendredi 31 octobre 2003
 

眠れない。仕方なしにこの暗黒から逃れる如くネットサーフィン。ふとしたメールから明るい未来への糸口を見つけた。ふーっと深呼吸してありがとう。やっぱり原点へ舞い戻るのだ。落ちついたので眠りにつくが夕方まで眠っていた。夕方からバイト。火曜日からお店にプラズマテレビが入っているというが、初めての視聴。カウンターの中からだと斜めからしか見えない〜意味がないな〜(T.T) しかし、お店の中の雰囲気はがらりと変わったような感じがする。影像もきれいだとお客さんはとても喜んでいた。早速届いたばかりの「シカゴ」のDVDを流していた。

   

jeudi 30 octobre 2003
  DMの仕事。同居している叔母が入院することになりバタバタとしている。
   

mercredi 29 octobre 2003
  朝方まで仕事をしていたので昼は身体がいうこときかないくらいきつかった。夕方ジャズ・イン・ファーストのライブに行くので昼から少し眠ったが、起きてからも体調が悪くとうとう行けなかった。ライブに行くのをあきらめまた少し寝る。夜目が覚めたのでそのまま DMの直しをして朝方まで起きていた。
   

mardi 28 octobre 2003
  1日中ゆっくりとしていた。
   

Lundi 27 octobre 2003
  朝方に倒れるように眠った。お昼に起きて、ビデオ「用心棒」を観た。三船敏郎がシブイ! でも、東野英二郎がいいわ〜。懐かしい水戸黄門・・。ビデオを返しに散歩。モスバーガーお茶していると、コーヒーのキャンペーンが始まっていて、お店のおばちゃんが親切におしえてくれた。いつも行くのでいろいろよくしてくれるのだ★ さっきヤフーのアバターで遊んでいました。着せ替え人形気分でけっこう楽しい。変な顔〜と思うけど服を着せて髪型をいろいろやってるとなかなかかわいくなるのだ。
   

dimanche 26 octobre 2003
  朝まで起きていたので、昼は家でゆっくりとしていました。前の家の改築、遅れているらしく、今日もトンカンやっていました。うるさいので家の奥の座敷で寝ていたのですが寒くてこたつに潜り込みました。そしたらテレビでマルタ島の猫の番組をやっていて、自分も猫のような気分。最近猫づいてます。気持ちが癒されるような感じがしました。バイトから帰り、いろいろしているうちに朝になった。
   

samedi 25 octobre 2003
 

道を歩いていたら、んんん? 臭いなぁ・・銀杏の実が落ちてつぶれています。雨が降るまで汚いままでしょう。踏んだら靴の裏に銀杏の実が付いてまるでうんこ踏んだみたいにずっと臭いのかな? フランスで犬の糞を踏んだときを思いだしました。
最近外食はうどん屋さんに凝ってます。かけうどんが安くあったかいのでなんだかしあわせなご飯タイムなのです。今までファミレスとか行ってましたが、柄が悪くうるさく憂鬱でした。うどん屋さんの方がみんな食べること中心で楽しそうです。

   

vendredi 24 octobre 2003
 

ふてくされて一日中寝ていました。よくあることです(笑)

   

mardi 21 octobre 2003
  今朝はまた更に冷え込んでいる。倒れ込むように眠って、起きる。昨日の整理のおかげでやっと気分がのって部屋を片づけ始めた。随分昔の書類が引き出しの奥に入っていて、長い間忙しさにかまけて空気を通わせていなかったことに気づく。
   

Lundi 20 octobre 2003
  昨日のバイトはあまり疲れなかったが、やはり身体は正直で腰が痛かったりしたのであえてラフな服はやめて、近くの本屋に行くのにもしっかりお洒落をして出かけた。家にばかりいると気分も滅入ってくる。歩いてぶらぶらと道を渡る。ほんの少し、パリにいたときのピッと筋の通ったような気分を思いだした。本屋から出て知人と話をしているうちに、将来のことが不安になってくる。毎日がゆっくりとしているが、フランスよりものがあふれ、お金が湯水のように流れている日本で、巻き込まれる不安。何も動きもしないくせに、贅沢な不安。それから不安をかき消すためにパソコンの書類の整理をした。頭の中の整理も同時に出来るのかもしれない。夢中になり夜が明けた。
   

dimanche 19 octobre 2003
  イングリッシュ・パーティー。
   


mardi 14 octobre 2003
  朝方までホームページの更新。気分は暗いのに仕事はちゃくちゃくとこなしているようです。
   

Lundi 13 octobre 2003
  体育の日なのに雨。随分遅くなりましたが、やっと帰国のお知らせのメールを出すことが出来ました。
   

dimanche 12 octobre 2003
  ものすごくじめじめとして嫌な気分。今朝方寝たので今日は昼過ぎまで寝ていた。昼からはぼちぼちメールなどの整理を始め、バイトに出かけていった。昨日の今日でなんだか気分は暗かったが、忙しかったのでそれどころではなかった。更に戻ってからの運動不足で早速膝の靱帯がはずれた。心ない言葉を発する人もあり、日本社会のひずみを感ずる。膝の痛みを我慢しつつ自分のいいところを忘れないようにすることが大変だった。笑顔が歪んでしまうのだ。私は正直だから、顔に出てしまうのだ。家に帰り、メールの設定に夜を費やしたがうまくいかず、寝た。
   

samedi 11 octobre 2003
 

昼食、焼き肉に誘われたので出かけていった。起きてから少しも食べれる状態ではなかったが、気晴らしだ。しかし、今まで飢えていたのでなんでもおいしい。食べ始めると結構お腹に入った。夕方少し雨が降ったが、蒸し暑さはとれない。まだ降るのか? 熊本方面へ出かけて行く途中、前方に虹を見た。この暗い気分なのによき前兆なのか? コンビニで休憩して携帯の情報を入力し終わった。途中の松橋のauショップでフランスに行く以前の電話機を廃棄。やっと電話が1台になった! 気分を晴らすためにオープンテラスのある南熊本のミスタードーナツに行くと友人とばったり。また雨も降り始め早めに帰路につく。夜、未来についてとても重い話と光。全てのものは対極にあり、それが矛盾してこそしあわせなのだ。この苦しみ、しかし、それが人間であるということ? 涙のうちに、ミレーの絵の光のごとき微かな希望の端を握りしめ、それがしあわせだと切に思う。それはフランスに行って自分が学んだことのひとつだ。フランスでよく聴いていたシャンソンが流れてやまない。

   

vendredi 10 octobre 2003
 

近所の家が建てなおしをしているのでうるさくて、すっかり朝晩が逆転してしまった。夕べ車で出てから朝方帰り、昼前に起きる。でも気分は晴れない。蒸し暑く、天気が悪いせいもあるだろうか。仕事のことで連絡がないので確認するとしっかりボツであった。なぜ連絡をしてくれないのか頭に来るが、それも熊本の中途半端さだろうか? 地方だからといってそう考えたくないが、不愉快になったので、気を取り直して気合いを入れ、チャリでバイトに向かった。今日はゆったりモードですっかり慣れた。それでもまだお客さんには緊張をするのであった。地元に慣れてきたところで、久しぶりにジャズ・イン・ファーストに行く。本当に久しぶり。この音をずっと待ちこがれていた。不思議と、今日この音を聴いてからやっと家でもジャズが聴けるようになった。それまでは音が上滑りしていた。なぜだろう。

   

jeudi 9 octobre 2003
  あいかわらず写真の整理。今日は気分を変えて外で作業していたが、根つめて作業したせいか疲れたようだ。その上ずっと写真を観ていたからだろうか、なんだかホームシックのようにせつなくなり、元気がなくなってゆく。もうしばらくすると、何もなかったかのように、またもとの生活かと思うと悲しくなり、急に不安になる。家に帰りたくない。しばらくうろうろした。
   

mercredi 8 octobre 2003
  フランスで白髪が増えて、今日は友達の美容室へ髪を染めに行った。いなかった間のいろんなニュースを聞いて、やはり運命、というか、いろんなところでうまい具合に出来ているなと実感していた。自分もフランスでの出会いにびっくりしたが、ここでもいい話がたくさん起こっていてほほえましかった。早く済んだので、第一レコードに遊びに行くと、またここでも知人と会い、盛り上がった。楽しい気分のまま夜は録画していたビデオをゆっくり観た。なぜか丁度フランス関係、絵画関係の番組が多かった。以前はそういった番組を見ても憧れでしかなかったのが、しっかり「懐かしい」に変わっている。それもパリは狭い。映るところはほとんど行っている。そしてやはり、戻りたいと思うのであった・・・
   

mardi 7 octobre 2003
 

今日は臨時でバイトである。1日でも助かります。ボーダフォンを解約しやっと電話が1つ減った。それまでいつも電話3台持っていたものだ。電波が入らないと言うトラブルなのに4,000円も払って頭にきたが面倒なので、文句は言わなかった。バイト代が吹っ飛んでしまったよ。

   

lundi 6 octobre 2003
  毎日パリの写真の整理をしている。なんでこんなに時間がかかるかというと、CD-Rに焼き込もうかと思ってふと気づいたことがあるからだ。時差である。しっかり日本時間に戻っている。向こうでも必死に合わせたのだが、なぜかまた変わってしまった。気にしなくてもいいとも考えたが、日記にもなるし、どうせヒマでもあるし、やっぱり全部修正することにした。用事があり熊本市内まで出かけるが、イラストの締めきりなので、早めに帰ってきた。イラストを登録し、また写真の整理を続けた。
   

dimanche 5 octobre 2003
  バイト2日目。運動会でけっこう忙しかった。やっぱり忙しいと少し疲れが足に来るようだ。そういえば帰ってからはあんまり歩いていないから、そろそろ動かないと!
   

samedi 4 octobre 2003
  今度のアンデパンダン展を開催したいという人と会った。彼は数回出品しており(私もそうでしたが)前回の申込用紙などの資料を渡し、いろんな話をした。わくわくしてくる。会場がまだ決定していないというので、また連絡を取り合うことを約束し、別れた。つい、手を出したくなるが、今の私にはたくさんやることがある。次回は出品だけにして、彼らにがんばって欲しいと思う。とてもうれしい1日であった。
   

vendredi 3 octobre 2003
  今日は復活第一日目のバイトだ。とても緊張して、最初のお客さんの時は手が震えてしまった。しかし、私がいなかったことに気づいていないお客さんもいて、少し気が楽になった。グラスの位置や、カクテルの種類などもそんなに変化があるわけじゃなく、感覚的に同じように仕事が出来、すぐに馴染むことが出来た。お酒を飲んだので、歩いて帰ったが、フランスで度胸がついたのか、うちほどの近さでは暗くても全然怖くなく、すぐに家についてしまった。
   

jeudi 2 octobre 2003
  確認のために自分の感覚でものを観てみる。少しずつ慣らされていっている。しかし、間違っていないと思う。少し遠回りをして自分に近づくことにした。夜、ふいに友人と食事をしたが、自分の感覚でいることができる。ほっとした。やはり疲れているのだろう。
   

mercredi 1 octobre 2003
  もう10月だ。人に会うことが続き、胃を悪くした。口内炎がたくさん出来て痛い。話すことは平気だが、人それぞれの反応が、堪えることもある。絵のことで仕事が入りそうだったので、すぐに動いたのだが、不況のせいなのか熊本のテンポの鈍さに少し面食らった。結果、どうも感触がよくない感じで、それも胃腸に堪えているのかもしれない。気を取り直して、自分の好きなところでのんびりした。ここに戻ってきても自分の感性を忘れないようにしなければと思う。
   
octobre 2003

mardi 30 septembre 2003
 

携帯電話の設定と、電話番号、携帯のアドレスの通知を済ませホッと一息。後はパソコンの人に送るだけ。夜、バイト先の「漱石」にちょこっと顔を出してみた。おみやげのスーパーのチョコとカーラ・ブルーニのCDを持って。

   

lundi 29 septembre 2003
  心も新たにバイトのために新しいスニーカーを買いに行った。パリに持っていったスニーカーはボロボロ。それから携帯電話もauに申し込んだ。すでにもうカメラ付きでない機種はないらしい。
   

samedi 27 septembre 2003
  ありがたいことに手放したプリンターが戻ってきた。ちゃんときれいに印刷できた。助かった。
   

vendredi 26 septembre 2003
  福岡から帰り着いたのは夜中であったが、部屋が散らかっているので片づけをしているうちに朝になる。少し横になり、不在中世話になった方々に挨拶に回った。今日は蒸し暑い。フランスとの湿度の違いに向こうでは全然要らなかった油取り紙を用意した。大体地元ではすっぴんでうろついていたが、フランスでの習慣で化粧もおっくうでないことが、私にとっては進歩か?向こうでは最初、観光者と思われないようにすっぴんで帽子をかぶり、貧乏くさい格好をしていたのだが、かえってガードマンにねらいを付けられたり、店で不当な扱いを受けたりして、気分が悪く、身なりをきちんとするように切り替えて毎日化粧をして出かけていたものだ。そうしてからは、どこでもにっこりとされるようになった。
つい話し込んでしまい、喉がからからになった。ふと目を見ると白眼に出血している。気は張っているが、疲れているのだろう。少しづつやるべきことが片ついてゆくので、ほっとしている。夜はせっかく申し込んだ携帯電話が自宅で圏外になるのでがっかりし、それから請求書の整理でさらにまっ暗になる。
   

jeudi 25 septembre 2003
  午前中早起きして携帯電話を申し込みに行った。正午頃出発し、オルセー美術館でなかったミレーを観に福岡まで。きついけど、これでパリの〆としよう。「落ち穂拾い」「晩鐘」「羊飼いの少女」それからデッサン、ほかのヨーロッパ写実主義の作家達の作品が来ているわけだが、東京と福岡だけの巡回だったらしく、会場からは関西弁なども聞こえた。明日の最終日を避けて行ったのにすごい人で、オルセーに比べたら作品までの距離が柵で遠いこと。ピカソの10代の時の作品、ゴッホの初期の作品などが興味深く、フランスから帰ったばかりだったので、よく比較でき、勉強になった。帰りはとにかく眠かった。八代に近づいたとき、ファミリーレストランで安いハンバーグセットを食べたが、数ヶ月間1回しか食してない肉とご飯のおいしさにしばらく無言だった。満足して眠くなるが、帰りまであと少し。がんばって帰った。もう夜中だった。
   


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