昔の記録
2002
**リリイ・シュシュのすべて** 2/13(水)
「ハリウッド・ミューズ」WOWOW 2/12(火)
最近やっていることにいまいち自信がなく、勇気も出なかったので私へのメッセージとして観ました。
映画としては超〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ハリウッド!
だってハリウッド・ミューズなんだもんな。
でも、こういった映画にも励まされるときもあります。
この映画から感じたことは「どんな境遇でも直感を信じてとにかく一歩」ということ。
人間、ついケチってちまちまと生活を送ってしまいがちですが、
勝負を賭けるときは思い切ってやってみると、案外すんなりとゆくもんですね。
岩井俊二監督の世界の痛みが、あの空間や空とともに
ノスタルジックに魂の中に入ってきます。
------------------あの映像の色------------------
オイルの中に漂っているような色。
汚れ無きはずの若き魂の艶と、社会によるやり場のない曇り・・・そのすべてが含まれた色。
その“すべて”は何なのかははっきりとわからないけれどがきっと誰の中にもある、
そして、遠いところにあるのかもしれません。
共鳴しました。
笑う表面とスライドして忘れている哀しみと共鳴しました。
「息子の部屋」2/15(金)
“死”というものは突然やってくるもので、それによって家族それぞれが
自分を見つめ、また新しく絆というものを紡ぎだしてゆく。。。
心がじわ・・・・っと暖まる何か・・を感じさせる映画でした。
「オーロラの彼方へ」WOWOW 2/16(土)
ストーリーは面白かったのですが、やっぱり過去を変えるってのは・・・・ううむ・・
ちょっと納得いかないよな。
「耳に残るは君の歌声」2/20(水)
前情報全然なしに行きましたので、大満足です。
クリスティーナ・リッチ、上手くなりましたね。というか、綺麗ですね。
ジョニー・デップも、ジプシーが似合ってる! ケイト・ブランシェットさすがに上手い。
と、見てくれはこんなところで、内容としては父を訪ねて3千里と言えそうな感じ(笑)
さすがに泣きましたが、ストーリーとしては彼女に違う人生を歩んで欲しかった気もします。
実際の人生ってそんな感じでもあるし。
「ゴースト・ワールド」2/20(水)
もっと地味な扱いかと思っていましたが、結構人気があるのですね。うれしいです。
ソーラ・バーチ、密かにアメリカン・ビューティーでチェックしてましたが、
そのふてくされぶりにますます磨きがかかってきました。
この少女時代の世の中に対して「Fuck You!」な気分と、
それが社会には通用しないという無力感、こんなに共感できた(笑)映画って初めてです。
私は絵、描いてますが、あの教室での先生の訳のわからん理解、思いっきり笑っちゃいます。
事実そんなもんだけど、社会はそれで廻ってる。すごいニヒリズムです。
表ファッション性に隠れて結構深いテーマ、スティーヴ・ブシェーミの悲哀にちょっとほろり。
だって、ブシェーミ好きだもん。いじめないでね。
「リリイ・シュシュのすべて」2回目 3/6(水)
「マリー・アントワネットの首飾り」3/13(水)
「ハリー・ポッターと賢者の石」3/14(木)
「アメリ」3/20(水)
「殺し屋 1」3/21(木)
「ボーイズ・ドント・クライ」WOWOW 3/24(日)
「オール・アバウト・マイ・マザー」
やっぱりアルモドバル監督は好きだなあ。
「スティング」
やっぱり名作です。こういったキリのよい映画というのが最近無いな。
さっき「M:I−2」を観てそう思った。
アクションはカッコイイし、CGもすごい。しかし、スティングのような小気味よさはないよ。
ポール・ニューマンも、ロバート・レッドフォードも存在自体がかっこいいしね。
「オテサーネク」3/27(水)
ついでにジャン・マルク・バールの「SEX:EL」も観てしまった(-_-;)
シュワンクマイエルの世界で頭がもうろうとしてるところに、「次の上映始まります」
内容わからずにジャン・マルク・バールと言うので飛び込んで、ああ、しまった・・・(-_-;)
よーわからんエロ映画だった・・・・。ああ、オテサーネクの感動が薄れる・・・・。
いや、オテサーネクはすごかったです。もう、しばらくの映画に対する渇望してた部分が満たされました。
最近は日本映画もいいなと満足していたつもりでしたが、やはり私の原点がこういうとこにあるのを実感。
あの異様なにじり(ママ)出るような怖さ、人間の深層に潜む狂気です。
それとこの少女の純粋な意地悪さ、エゴイストぶり。
もち、オテサーネクのポスターも2枚(^_^;) 快楽共犯者のも・・・おいおい(-_-;)
いうわけで、ご飯は抜きでした。(笑)
「ロード・オブ・ザ・リング」3/28(木)
ハリウッドだけど、好きなんです。
「指輪物語」観てきました。とにかく、実写版と言うだけでもう、胸が躍るというか・・・。
エルフ語も美しく、リブ・タイラーのアルウェンは思ったよりよかった・・・
なんかマニアックになりそうなのでこの辺でやめます(笑) 子供の頃から魔法使いが好きでした。(*^_^*)
「テルミン」3/30(土)
「アリス」
「12モンキーズ」
「オーシャンズ11」4/6(土)
「ぼくの神さま」5/1(水)
子供達はその無力さ故に生きることに必死だった。ホロコーストものとしてはちょっと軽いかな。
「マルホランド・ドライブ」
リンチ、さすがです。ぞくぞくする音楽に異様な恐怖感。帰る頃、座っているお尻にじっとりと汗が・・・(^_^;)
「アザーズ」 5/5(月) なかなかしんみりさせるラストでした。
ネタばれになるので簡単に。あの物音で結構きょろきょろしちゃいました。
時代を感じさせるクラシックな感じがまたよいですね。
「友へ チング」5/8(水)
ギリギリでした。簡単なストーリーですが、
ヤクザの息子ジュンソクの礼儀正しさに素朴に感動してしまいました。
「スパイダーマン」5/14(火)
「カンダハール」5/15(水)
観てきました。「カンダハール」は今一番興味があることなので楽しみにしていた映画です。
前に「りんご」サミラ・マフマルバフを観たときにお父さんのモフセンの映画が観たい!
と思っていたのでやっと念願がかないました。
現実をただ突きつけるだけじゃなく、美しくも表現しているところがうれしかった。
結婚式の行列や、義足の配給は印象的でした。映像としても。
「インティマシー 親密」5/18(土)
インティマシーはイギリスが舞台なのにしっかりフランス映画で、もやもやとしてました。
そこがいいんですよね。最初のほうはことのつながりが不明瞭なのに、
関係がはっきりする=情事を重ねるうちにいろんなことが明瞭になる。
知りたいのに知ってしまったら現実と直面する困難さがねちねちと描かれていて、
ちょっと後口悪かったです。
「突入せよ! あさま山荘事件」5/19(日)
「アレクセイと泉」 観てきました。全く違うタイプの映画を観て、お腹いっぱいです。
しかし、どちらもドキュメンタリーな映画。本物の前には言葉さえなくなる気がします。
私は何をしてきたんだろう。ちゃんと“生きて”いるだろうか。
そんなことを考えていました。
2003
「反撥」
ポランスキーの初期の三部作のうちのひとつ奇妙なサスペンスもの。
劇場で観たときは19歳のカトリーヌ・ドヌーブがかわいらしい・・・・と思っていたんですが、
改めてみると、やっぱり大女優になるだけの貫禄を備えています。
今の映画はいろんな作業が便利になり、襲いかかるように観客を驚かせてくれますが、
この頃の映画は工夫に工夫を重ねて心にしみこむように訴えかけて来るように思います。
「ロード・オブ・ザ・リング@二つの塔」
子供の頃からずっと頭の中でしか無かった世界が。。。。夢のようです。
映画としていろんな意見があると思いますが、とりあえず映像化に感謝。
個人的にはゴクリ(映画ではゴラム=スメアゴル)に涙です。
スメアゴルが以前何ものだったのか、次作「王の帰還」で明かされるのですが、
それを知ってるだけに、今回のゴクリの姿には愛しささえ憶えました。
私の想像よりかわいらしくなっていたんですけど。
ついでに「ロード・オブ・ザ・リング」の成功で、
我が最愛の児童文学「ナルニア国物語」が映画化されることになったというので、それもまたうれしい・・・。
「猟奇的な彼女」4/17
「ボウリング・フォー・コロンバイン」4/18
「スコルピオンの恋まじない」5/7
1940年アメリカが舞台のウディ・アレンの品のいいラヴ・コメディ。
いやあ、笑わせてくれました。そして、心地よいジャズ。
見かけはへっぽこだが腕利きの保険会社の調査員(まるで推理探偵)のウディ・アレンと
相手役の鼻っ柱の強い女性社員ヘレン・ハントとの犬猿の仲の掛け合いの会話がまたシャレてます。
そして、それが同僚の誕生パーティーの会場での催眠術ショーで催眠術をかけられ、熱烈な恋人同士に!
さらにその二人が術を解かれたはずなのに、宝石の盗難事件に巻き込まれて・・・。
ウディ・アレンの存在感がこちらまでしあわせな気持ちにさせてくれます。
「僕のスウィング」5/7
先週、観たのですが、音楽好きにはぜひおすすめの映画です。
ジャンゴ・ラインハルトという人を知っていますか?
マヌーシュ(ジプシー)スウィングというギターの名手の彼。
その後継者というチャボロ・シュミット本人が出演、演奏しています。
ストーリーは、フランスの南ストラスブールの祖母の家に夏休みの間預けられた少年と、
その郊外に住むロマ(ジプシー)の少女とのひと夏の想い出。
少年はふらりと舞い込んだロマ居住区でマヌーシュ・スウィングを耳にし、虜になりギターの特訓を申し込むのですが、
同じく、そこで輝いているひとりのロマの少女“スウィング”にも心を惹かれてしまう。
「僕のスウィング」を観ました。 ジャンゴ・ラインハルトがジプシーだったのは知らなかった。
お金持ちの男の子とロマ(ジプシー)の女の子。
この“世界”の違いをよく描いているなと思った。 ヨーロッパ各地に伝わるロマの音楽。
私の血を騒がせてくれる。
「アカルイミライ」5/16
「アバウト・シュミット」6/3
観た映画についての個人的感想 2000
観た映画についての個人的感想 2001