人生を取り戻す〜「カヌーイスト・作家の野田知佑さん」死去のニュース記事を読んで

カヌーイスト・作家の野田知佑さん死去
— 読み進める news.yahoo.co.jp/articles/ae77743da042197ad256d1890159c50d5a95413b

ここ数日急に仕事が立て込んで、長い停滞のあとの脳にはハードワークであった。

寝不足でもあったので夕方から寝込んでしまい、何か不快な夢を見ていたようで寝汗をかいて喉が渇き、はっと目を覚ますと深夜。一瞬次の日かと焦ったが、外はまだ暗かった。

寝起きにYahoo!ニュースをチェックする。この頃は世情の変化がめまぐるしく、ちょっと気を抜くと大きな出来事が起こっていたりする。今はウクライナ情勢が緊迫しており、その点では少しの間も目が離せない。

トップニュースにぱっと目に入る文字があった。「カヌーイスト」そして「ああ野田さん、亡くなられたのか」と、しんみりとした。記事は読み飛ばし、コメントが目を引いた。多分同世代であろう。追悼の言葉と思い出話が並ぶ。私も心の中で追悼しつつ、あの頃の思いが甦った。

椎名さん、野田さん、ガク、その冒険譚を読み憧れた。同じように生きていきたいと思ったが、女であることを言い訳に、いつしか現代の社会にのまれていた。そして去年は、あんなに孤高の暮らしに憧れたのに、孤独に耐えられなく病んだではないか。

コメントにハッとさせられた。これでよかったんだ、そう思った。もう終わりが見えてきた人生、舳先をあの頃目指した方向へ向け、進んでゆこうではないか。人生の方向性を取り戻した気分だ。

大荒れの春の嵐でユキヤナギはあっという間に散ってしまった